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なぜレントゲンを撮るの

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今月の掲示板です。身体のなかを正常できれいな状態に回復させるのがわれわれの仕事で、表面の目で見えるところは勿論ですがレントゲンを撮らなければわからないことが多くあります。歯医者ならむし歯を見逃すことはないだろうと思っている方も多くいると思いますが、実は隠れたところにできたむし歯は見た目ではわからないことが多くあります。学校や会社の集団健診のなかに歯科健診も含まれていますが隠れたむし歯を見つけることはできません。そのため健診医が怪しいかなと思った場合には歯科医院の受診を促すように集団健診では決められています。須貝歯科医院で定期的に健診を受けられている方は時々レントゲンを撮影していると思いますがこの掲示板の内容のように隠れたむし歯がないかどうか、歯石の取り残しや歯槽のう漏が進行していないかを確認しています。当然画像が鮮明でなければ診断できませんが、フィルムの位置づけや現像方法などにこだわって誰が見てもわかるようなレントゲン像を目指しています。撮影した画像は必ずモニターでお見せしていますが画像の鮮明さに気がつかれていればスタッフもうれしいです。

デンタルエックス線のデジタル化

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デンタルエックス線もそろそろデジタル化したいと思い各社でテストしていますがデジタルエックス線の画像を見るとなかなかその気になれません。私の左上5の治療経過ですが③がアナログで①②がデジタルです。①は話になりませんが②の画像が良さそうで歯根膜腔は見えていますが骨梁像が良くありません。骨硬化像はまったく見えませんが、それとも今までフィルムで見えていた骨硬化像は幻だったのでしょうか。現在バックアップ用にレントゲン現像機を2台用意してアナログフィルムにこだわっていますがフィルムの供給もいつまで続くかわかりません。早くデジタルで済むように画像の精度を上げて欲しいものですが、そんなに画像にこだわる先生がいないのでこれ以上は無理でしょうというのがメーカーの見解です。

パノラマ画像の移行終了

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同じメーカーのレントゲンシステムに買い換えなければ以前に撮影した画像を見ることができないという、患者ファーストでないふざけたメーカーの態度には納得がいきません。以前使用していたPlanmeca社のROMEXISは特に移行が困難らしく新規購入の候補に上がったどのメーカーも移行に難色を示していました。しかし今回購入したメーカーだけが自信を持って「移行ができます」というので導入する決め手となりました。先日すべてのパノラマ画像の移行が終了し新しいシステムで自由に見ることができるようになりました。これでもう一点良かったのはこのパノラマ画像が普段患者説明用に使用しているDentalXに簡単に飛ばせるようになり、jpgファイルで保存できるようになったことです。これで今後どのメーカーに移行しても問題なく見られることになりました。今までは一度メディアに落としてから手作業でDentalXに入れていたのですべてを入れていたわけではありません。これですべてのユニットで今までのパノラマも新たに撮影したパノラマも簡単に見ることができます。いまのところパノラマ画像のみですが以前撮影したCT画像についても新たなシステムへのコンバート作業をしてもらっています。これもこのメーカーならではのサービスです。レントゲン画像は患者さんのものです。ソフト的にはいろいろと難しい部分もあるのかも知れませんが、やはりすべてのメーカー間で簡単に画像のやり取りができるようにするべきです。

切れるLED

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球切れしないというふれこみで急速に普及したLED電球や電灯ですが自宅でも診療室でも5年程度でドンドン切れています。電気消費量が少ないのはわかりますがここまで耐久性がないとはまったく話が違います。診療室では間接照明を色々なところで使用しているので切れると交換作業が大変で、値段も従来の蛍光灯に比べると10倍はします。普通の家電量販店では購入できないので専門店のネット販売で購入して交換しています。今回は待合室の洗面台にある鏡の裏に設置してある照明でしたのでこれまで以上に交換作業が大変でしたがこれを電気工事屋さんにお願いしたらこれまた大変です。鏡の前に置いてあるのが5年で切れてしまったLEDです。

CT入れ替え完了

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日本の高温多湿が原因で壊れたというフィンランド製CTを廃棄処分し、長野県産のCTへの交換が終わりました。当時、世界最高品質と言われた東京のワンルームマンションが買える程の価格のCTが7年で全く使用できなくなったことには納得いきませんが学んだこともあります。アナログでなくデジタルのソフトで動く現代の機械はソフトもハードも完璧でなければ価値がなく、海外メーカーは何もサポートしてくれないということです。間に入る日本のディーラーもどうすることもできません。フィルムであれば形が残りますがデジタルではデータが無くなってしまえば何も残りません。メーカーが変われば以前のCT画像を移行できないという各メーカーの態度は大きな問題で誰のためのCT画像なのかと思ってしまいます。ソフトが絡むデジタル系の機械は国産のあまり高くない機械を選択することで、画像はJPGファイルやDICOMファイルなどに残しておくことです。今回選択したCTは以前の1/3で済み、旧ROMEXISのデータも移行が可能ということです。奥の扉は以前フィルム時代に使用していた現像室の扉で既に改修して開かなくなっています。

最強ワゴンに進化中

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先日の改造したマイクロモーターを施設の診療ワゴンに設置しました。棚板を1枚用意しそこにビス留めしてあります。回転数もトルクも言うことなしで義歯の修理や調整が院内と同じ調子で仕事がはかどります。それ以外にもこのワゴンには色々と細工をしてあり、まだまだ改善の余地はありますが最強ワゴンに仕上ってきました。

台風15号

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千葉県に上陸した台風15号は各地に大きな爪跡を残し、被災された地域の皆様にはお見舞い申し上げます。多くの方々が影響を受けたと思いますが私は札幌に講演に来ていて、帰りに予約していた便がキャンセルとなり札幌に足止めとなりました。何とか翌日の朝9時の便が予約でき、一晩新千歳空港内の宿泊施設で過ごすことになりました。空港で一夜を明かすのは初めての経験ですが新千歳空港は飲食店も充実し温泉施設もあるので諦めてゆっくり過ごすことにしました。翌日の飛行機は1時間遅れとなり羽田に到着しても鉄道網は混乱しており診療室に到着したのはお昼過ぎになってしまいました。出勤できたスタッフで午前中は診療を行ってもらいましたが患者さんには大変ご迷惑をおかけしました。

マイクロモーターの改造

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あるルートの提供品として手に入ったマイクロモーターでしたが開封してみるとユニットのタービンホースに接続して使用する構造になっていて、期待してた訪問診療には使えないものでした。当院で使用しているヨシダ製のタービンホースともカップリングが異なっていてどうしたものかと思っていました。しかしスイッチのON/OFFくらいはなんとかできるのではないかと思い、分解して配線を確認することにしました。エアーの圧でON/OFFが切り替わるようになっていたので、それを壊して中を確認しましたが残念ながらどこをつなげばONになるのか簡単にはわかりません。半ば諦めていたところ、たまたまドライバーがどこかに触れた瞬間、マイクロモーターが回り始めました。それをどこだ!どこだ!と何とか探し出してON/OFFの端子を見つけてからの作業はトントン拍子で進みました。エアーのカップリングを除去して電気プラグに置き換えて配線ハンダ付けを行い、フットスイッチでON/OFFができるように改造しました。見事に40,000回転でマイクロモーターが回転した瞬間は一緒に手伝ってくれた林先生と大喜びしました。タダより高いものはないいと云い、まさにその通りの苦労となりましたがこの達成感は何ものにもかえがたいものがあります。携帯用のマイクロモーターの回転数は30,000回転以上のものはなかなか見つからないので、このマイクロモーターは訪問診療先で大いに活躍してくれるものと期待しています。

木彫りの人形

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何とも味のあるこの男の子と女の子の立ち姿が気に入りました。しばらく診療台の前からお目にかかります。

CT故障の原因

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原因不明は納得がいかないので精査していただき回答が得られました。残念ながら当院レントゲン室の使用環境では改善不可能な原因が考えられているようですので故障の再発は避けられそうにありません。衝撃が加わるはずもなく高温多湿の日本で安心して使用できるように品質の改善をお願いしたいところです。
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Author:kanahakihei
街の普通の歯科医院

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