光学印象で製作した拡大床装置
光学印象の導入

子どもたちの矯正治療用の床装置を製作する際にどうしても必要になるのが口の中の歯型です。以前よりアルジネート印象材という口の中で固まる粘度のようなものを使用していますが初めてこれを行う子どもたちは大変です。型どりを嫌がる子や嘔吐してしまう子もいて、やられる方もやる方もかなりのストレスになっていました。数年前から口腔内カメラで口の中をスキャンして歯型をとる方法が開発されてきましたが精度にこだわってきた身としてはとても導入する気にはなれませんでした。しかしこのシステムも年々進歩し、矯正装置なら問題なく作れるだろうと思い製作してくれる技工所にも相談し今回導入することにしました。スキャンカメラやそれを写し出すモニターの準備など各診療台でやりやすいようにいろいろとシステムを構築しました。これで子どもたちにも我々にもストレスなく型どりができるようになりました。
拡大鏡
システム構築はまだまだ
歯みがき粉の掲示板
バースタンドのセットが完成
リチウムバッテリーが発火

週末の福岡講演のために乗った飛行機が滑走路に向かっているときスマホに電話が入りました。通話はできないのでメッセージを送ってもらうと医院のCTから煙が上がっているという緊急連絡でした。取りあえず電源プラグを抜いて様子を見るようにとメッセージを送ったたところで飛行機は離陸し圏外になってしまいました。福岡空港に到着してすぐに連絡をとるとCT本体でなく遠隔サポート用のモデムのリチウムバッテリーが発火したということで本体には問題がなかったことがわかりました。リチウムバッテリーからの発火は報道やネットでよく聞きますが自分の身に起こるとは思ってもいませんでした。今回はたまたまスタッフが残っていたので良かったですが夜中に起こって火事にでもなったら取り返しがつかないことになっていました。メーカーには緊急の対応をお願いしました。
キャッシュレス払いに対応

5月から会計時のキャッシュレス払いに対応できるようになりました。普段の生活で現金で支払うことは飲み会の会費集め以外はほとんどなくなり、クレジットカードやスマホでの支払いがほとんどになりました。世の中のキャッシュレス化はドンドン進んでいますが一番進んでいないのはお役所と医療機関です。これだけ便利なものを自分の医院で採用しない訳にはいかないと昨年末からキャッスレス化の手続きを進めてきましたが混雑しているためか環境整備のために3ヵ月以上の時間を要してしまいやっと今月から対応できるようになりました。自費診療だけでなく、保険診療や物品販売の支払いもキャッシュレスでできるようになりましたのでどうぞご利用下さい。
マウスを一つに

診療台前のモニターにはCTと口腔内写真を管理する2台のパソコンの画像を切り替えながら写しています。そのために2個のマウスを使用していました。今回ボタン一つで2台のパソコンを操作できるマウスを導入したことで診療台のテーブルをスッキリさせることができました。こういう便利なものがあるのを知らずにいままでやってきましたが、世の中には少しでも便利にできるものを考えてくれる人がいいてそれが商品化されるのはとても有り難いことです。院長室では3台のパソコンを使用していますが一つのマウスで3台操作できるものもあり、こちらもそれに変更しました。基本的にはアップル派ですが周辺機器は他のメーカーの方が使いやすいものがあるようです。