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3歳児健診からみた当地区の歯科事情

 きょうは午後から役所で3歳児健診でした。歯科医師会の先生と2人で70人のお子さんを診ましたがdftは0.001でう蝕はほぼゼロでした。その一方で歯列不正のお子さんは多くいましたが残念ながらそのチェック項目はありません。今後もこの傾向は続き、当院でも既にそうであるように我々の仕事はう蝕予防から歯列の管理にシフトしていくことでしょう。現在川崎市は人口が増え続けており、お子さんの数も年々増えています。それに比べて歯科医師会会員の数は減ってきており今年になって2名の先生が閉院してしまいました。以前は1年に1回の3歳児健診の当番でしたが最近では1年に2回のペースになってきており1回の健診で診るお子さんの数も増えてきています。子どもの数が増えているだけではなく高齢者の数も増えてきており地域包括ネットワークの仕事も多くなってきています。このペースで歯科医師会会員数が減少していくと行政からの委託事業や地域の歯科医療に支障が出てくるのは間違いありません。会員の高齢化も進み、若い先生方の開業年齢も段々と遅くなってきている中で会員の先生方も役割分担をして必死で事業をこなしている状況です。歯科医院の数は多いと言われていますがどこの歯医者に行けば良いのかわからないという声も良く聞きます。厚生労働省の歯科医師数を減らす方針にいまだ変わりはない様子ですが、当地区ではすでに歯科医師不足の状況に陥ってきています。

リフレッシュして復帰

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還暦記念と開業30周年記念をかねて少し長めの休暇をいただきましたがパワーアップして仕事に復帰しました。旅先では同じようなことを考えている方にも出会い、まだまだこれから頑張っていこうという気持が湧いてきました。9月からは月に数回ペースで講演があり、新たなテーマのものも依頼されているのでひとつひとつしっかりとこなしていきたいと思います。診療室では新たに歯科衛生士を1名増員し、予約がなかなか入らずにご迷惑をおかけしていたメインテナンスの患者さんをより多く診るられるようになってきました。それぞれのスタッフのレベルも高くなりマンパワーも充実している時期ですので同じ時間でより内容の濃い診療ができるように頑張っていきたいと思います。

まだ何も成し遂げていない

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今年の臨床歯科を語る会で金子一芳先生による「補綴臨床の60年」というタイトルの最終講演を拝聴しました。導いてくれた先人はいたかもしれませんが斬新な発想で何もないところからここまで歯科臨床を築き上げた60年の軌跡はとても興味深く、重い内容で多くの刺激を受けました。もし同じ世代として生まれていたら自分に何ができただろうかと考えさせられます。金子先生が示した道標に導かれながら先日開業30周年を迎え、ある程度の達成感に安穏としていましたが「まだ何も成し遂げていないじゃないか」とハッパをかけられた気がしました。

頑張ろうよ昭和30年代前半生まれ

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還暦をむかえて半年が経ちこれから頑張ろうかと思っていた矢先、各方面で60歳あたりの方が問題を起こし世の中で吊し上げられています。いろいろな事情があるとは思いますが受け答えに潔さのないのが残念です。終戦から10年経った頃にこの世に生を受け、戦中世代の影響を受けて育ってきた人間関係を含めた環境と今の時代とのミスマッチが大きな問題なのだと思います。やるべきこと、やったほうが良いこと、やらない方が良いこと、やってはいけないことの基準が変わってきています。歯科界では上の世代から多くの負の遺産を引き継ぎましたが大切なことも教えていただきました。ここにきてかなり名誉回復ができてきたと思いますのでこの歯科界の環境を少しでも整えて次の世代にバトンタッチできるようにするのが我々世代の責任だと思っています。

うれしい再会

近隣にある特養施設の歯科を担当して5年になる。来院していた患者さんが入所されることもある思い、また少しでも地域の皆さんのお役に立てればと思い始めたことである。入所時に全員の口腔機能のアセスメントをとることになっているが先日10年くらい前まで通院していた患者さんが入所されて久しぶりにお目にかかることができた。ご家族からは脳卒中で通院できなくなっていることは伺っていたが口腔内がどんな状態になっているか心配して拝見しに行った。ベットでお休みになっていて、はじめは私のことがわからない様子でしたがしばらく口腔内を触っていると「アッ、須貝先生ですか」と気づいてくれ、「また須貝先生に診てもらえるとは思っていませんでした、うれしい!」としっかりした口調で言ってくれました。私にとってもこんなにうれしいことはなく、とてもうれしい再会になりました。口腔内は少し悪くなっていましたがこれから衛生士がしっかり口腔ケアに入れば良い状態を維持していけそうです。この施設はスタッフの皆さんもとても熱心な方ばかりで、私の医院が歯科で入っていることも知ってご家族も安心されたようです。これから施設で穏やかな毎日を過ごしていただくことを願っています。

おかげさまで30周年2

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1988年4月11日に歯科医院を開院して今日でちょうど30年になりました。皆様にお花を贈っていただいて待合室がとても華やぎ感謝感謝です。開院当時の写真はあまり残っていませんがユニット周りの雰囲気は今とは全く違っていてよくこんな雰囲気のなか患者さんが来てくれていたなと感心させられます。ユニットの横に坂本竜馬の写真が飾ってある歯科医院はさぞかし不気味だったのではないでしょうか、現在のハワイアンな雰囲気とは大違いです。患者さんの居心地よりも自分に気合いを入れることを考えていて、患者さんに迎合する気はまったくありませんでした。古くからの患者さんの中には待合室の祝30周年のお花達を見て、当時のことを懐かしそうにお話になる方もいます。坂本竜馬の写真が飾ってあったことをしっかり覚えている方もいてやはりかなりインパクトがあったのだと思います。

おかげさまで30周年

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おかげさまでこの4月で開院30周年を迎えることができました。1988年4月にビルの2階の17坪のスペースにユニット3台を置いて始めました。その後場所を移転し現在地でユニット8台の診療室になっています。特にイベントなどは考えていませんでしたが元勤務医の先生方から「30周年をやりましょう」という話が持ち上がり、折角やるのであれば全員ケースプレをしてその後に宴会にしようということになり歴代の勤務医が全員集合してくれました。私の前でのケースプレには少し緊張があったようですが皆さん各地で立派な歯科医師として活躍してくれていてこの日は本当に幸せな一日となりました。最後にいただいたプレゼントは私の大好きな人形です。私の歯科医人生のある時間を一緒に過ごした先生方ですので私が何を喜ぶのかをよく知っている心のこもった贈り物でした。

春はもうすぐそこまで

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今年はとても寒い冬でしたが3月になって急に暖かくなり、海には多くの皆さんの楽しむ姿がありました。診療室では子どもたちの進学先も決まりみんなリラックスした表情で来院しています。それぞれが新しい環境で穏やかに過ごして欲しいものです。まだ冬のような寒さも戻ってきていますが早く身軽な服装で過ごせるようになれればと思います。

歯周病と認知症

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認知症の症状が歯周病で悪化するという記事、口の衰え死亡リスク2倍という記事が朝日新聞に出ていました。歯周病菌が心臓病や糖尿病などの全身疾患と大いにかかわることはよく知られていますが認知症にまで関係があるとは恐ろしいことです。成人の80%が歯周病だとも言われていますが毎日患者さんを診ていてもそんなに多くの方が重度歯周病に罹患しているようにも思えません。健康観の高い患者さんに多く来院していただいているからかも知れませんが、これらの研究を楯にあまり強迫観念を植え付けるようなネガティブキャンペーンは行いたくないものです。適度の健康観で穏やかに毎日が過ごせるようなお手伝いができればと思っています。

もっと歯を大切にしておけば良かった

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「もっと歯を大切にしておけば良かった」は患者さんから良く聞くフレーズですが、雑誌プレジデントの2018年1月1日号の記事でも60歳以上シニアの後悔で健康分野の一位が「歯」になっていました。最も大切なのは子どもの頃にきれいな永久歯列になることですが成人になってからのメインテナンスも重要です。私自身は60歳になって子どもの頃に歯の管理が悪かったのが一番の後悔ですが、すでに歯で後悔している方にも、将来歯で後悔しないようにしたい方にも最善の医療を提供できるように来年も頑張っていきたいと思います。
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Author:kanahakihei
街の普通の歯科医院

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