FC2ブログ

歯科用金属の高騰

2020074.jpg 202074.jpg
 歯に被せたり詰めたりする金属の値段が高騰しています。健康保険で使用している金属には厚生労働省がきめた規格があり、金12%、パラジウム20%、銀52%、銅15%が含まれています。しかし金もパラジウムも相場で値動きがあり最近の相場の高騰で保険点数も上昇しています。一本の奥歯に被せる冠の値段はこの3ヵ月で17%も上昇し、この2年で5割弱も上昇してしまいました。それも金属冠だけの価格でこの他に歯を削って歯型を採る費用や歯に接着する費用などがかかり保険診療といっても3割負担の方では高額な支払いになってしまいます。先月のある歯科技工所からの請求書では金属代が技工料金の2倍になっていました。技工所はその分金属をストックしておかなければならないので大変なことになっています。患者さんの支払い額は増えていますが歯科医院も歯科技工所もその分を金属屋さんに多く支払っているだけのことになります。国としては金属を使わないように硬質プラスチックの冠を奥歯にも使用できるようにして対策をとっています。患者さんは銀歯でなく白い歯になるので一時的には喜んでくれますが、すぐに削れたたり外れたりで基本的な咬む機能が維持できないので医療としてはとても勧められません。何と言っても自分の歯が一番です、金属の歯にならないように自分の歯を大切にして下さい。

感動の毎日です

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が4月6日に発令されて以来自粛診療を行ってきましたがゴールデンウイーク明けから自己判断で75%程度に戻して診療を行ってきました。首都圏はまだ解除されていないので解除後に元に戻そうと思っていましたが毎日緊急の患者さんからの問い合わせも多くほぼ平常通りの診療に戻ってしまいました。以前にも記事にしましたが診療時に患者さんからいただく感謝のことばにスタッフみんなで毎日感動しています。こんなにも我々の仕事がみなさんに求められているのかと思うと感染リスクのことも忘れ、スタッフのモチベーションもアップします。間もなく緊急事態宣言も解除されると思いますが気を緩めることなく万全の感染対策をして診療していきたいと思います。

がんばれ神奈川

2020521.jpg
緊急事態宣言解除の目安となる数字が出され、北海道と首都圏を除いた各府県が解除されました。この1週間の数字を見ると残念ながら神奈川県がダントツの1位になってしまっています。川崎市内の感染者はほとんど出ておらず数字をクリアしていますが県内の複数の病院で集団感染が起こってしまった結果です。命がけで戦っている医療従事者が感染していくのは本当に悲しいことです。県をまたいで行動しているのが首都圏で暮らす人々の生活様式ですので首都圏全体で基準値を下回らなければ安心できません。神奈川が足を引っ張らないようにもう少しの辛抱です。

みなさんの言葉に癒されます

2020514.jpg
 スタッフ一人一人が感染しないように気を付けて診療を行っているコロナ禍のなか、患者さんの言葉に癒されています。治療が終わると「こんな時に診ていただいてありがとうございます」と言って帰られる患者さんが多くいらっしゃいます。こちらこそこんな時に来ていただいてありがたい気持ちで一杯ですが、こんな時だからこそ今までどんな気持で医療を提供していたかが試されているのかもしれません。スタッフみんなの普段からの心がけが良かったのだと改めて自分の周りにいるみなさんに感謝です。
 画像はあくまで米国のデータですが歯科診療中のスタッフの感染リスクはとても高いと思われます。歯科医院で診療を受けるのは怖いと思われている方も多いようですが本当に怖いのは我々で、コロナの特長でもある無症状の方からの感染です。患者さんには当院での衛生管理条件下での歯科診療が日常の社会生活での感染リスク以上になることはないように整備してあります。こんなに感染リスクの高い職業に就いていながら私は歯科医師になって38年、天災以外で一度も診療を休んだことはありません。

わたしのつり革

2020512.jpg
根拠はどこにあるのかわかりませんが政府から緊急事態宣言が延長されました。川崎市の感染者陽性人数は片手の数に収まってきているのでこちらは予定通り7割程度に診療体制を戻して5月8日より診療をしています。スタッフの休業期間も終了して全員出勤を始めましたが電車通勤のスタッフは感染リスクが高くなるので自己防衛が必要です。そこで電車通勤するスタッフに「わたしのつり革」をプレゼントしました。ニュースで革製品のメーカーがコロナ対策のためにこんな物を作っているとやっていたので早速注文してみました。しかし反応がそれほどでもなかったのが残念です。

川崎市内の感染者数が減少

20200507.jpg
緊急事態宣言の延長が決まりましたが国民の自己犠牲によって行われてきた自粛により感染者数が減少してきました。川崎市内でもここのところ新たな感染者が数名にとどまり、ゼロの日も出てきました。それでも多摩川を挟んだ都内の感染者数は安心できる数字ではなく本当に対岸の火事が収まらなければいつ川崎市内の感染者が増加に転じるかわかりません。ゴールデンウイーク明けからまた人との接触が多くなりますがこのまま落ち着いてくれることを祈っています。飛沫感染で鼻や口に吸い込まれたウイルスは舌の上で増殖しやがて肺に侵入して肺炎を引き起こすという経路が疑われています。そう考えれば味覚や嗅覚の障害が始めに現れるのも納得がいきます。ウイルスを吸い込んででも歯や舌などの口腔内を清潔にしておくことで感染せず発症しないようにできる可能性が示唆されています。自分のことは自分で守らなければなりません、マイナスにならないことでやれることはやりましょう。

緊急事態宣言下での診療体制

緊急事態宣言が発令されて1週間になりますが当院では厚生労働省の指導に基づいて診療を行っています、と言うよりもその前から準備はしていました。昨日までに4月25日迄メインテナンスでアポイントが入っている400名の患者さんのキャンセルを終了しました。電話で連絡をしてくれた受付には感謝です。毎日の患者数を半数に削減し待合室に複数の方が一緒にならないように注意を払い、診療台は一台ずつ空けて診療しています。きょうからは従業員の自宅待機をお願いし全員が出勤することがないようにしました。歯科医院ではテレワークは不可能で人との接触を8割削減はとても無理ですがせめてもの対応です。歯科医院の使命は患者さんの口腔を守りより良い生活が送れるようにサポートすることですが、スタッフの健康を守ることが優先されます。事態が終息したらみんなで休日出勤をして挽回するぞと冗談を言いながら自宅待機を嫌がる従業員に休んでもらっています。患者さんにはご迷惑をおかけしますが国難ですのでもうしばらくのご辛抱をお願いいたします。

執筆の依頼メール

先日「International Journal of Clinical Oral and Maxillofacial Surgery」誌から英文で論文投稿の依頼がありました。昨年日本歯科補綴学会誌に発表した "超高齢社会がかかりつけ歯科医に求めること"という論文が良かったので投稿してくれないかという依頼メールです。
国内の出版社や学会誌からは時々執筆の依頼メールが来るので、一瞬ついに海外からも依頼が来たかといい気になりましたが、冷静に考えればそんなに立派な論文を書いた覚えはないので何かの間違いか学会誌に掲載された著者全員に同じメールを送っているかのどちらかだと思います。新型コロナウイルスの対応で必死なときに英文で論文を執筆する気にもなれませんので丁重にお断りしたいと思いますが、どんな感じで投稿しようかなどと新型コロナウイルス以外のことに意識が向いたつかの間の時間でした。

ゴム手袋もない

202049.jpg 20200409.jpg
どこに問い合わせてもゴム手袋はなく、入荷の見込みもないというつれない返事です。その理由は世界の医療用ゴム手袋の3/5を生産しているマレーシアがロックダウンしている影響だそうです。その次の生産国であるタイでも非常事態宣言が出されている状況です。入荷の見込みがないという返事にも納得せざる負えません。先日のミーティングで毎日400枚のゴム手袋を使い捨てにしているのでこのままだと1ヶ月程度で底をつきますという説明が担当者からありました。節約するのも難しいところがありますが400枚は使いすぎかも知れません。日本で流通している医療用ゴム手袋の1/10は歯科が使っているそうですが、まずは新型コロナ患者対応の最前線で戦っている医療従事者に行き渡るように回していただきこちらは患者数を減らしてゴム手袋の節約に努めなければなりません。

マスク275万枚が歯愛メディカルから歯科医師会に寄付される

1140.jpg
歯科医院向け医療品通信販売会社の「歯愛メディカル」がマスク275万枚を全国の各都道府県歯科医師会に寄付したそうです。昨日神奈川県歯科医師会から一歯科医院に50枚入りマスク一箱が寄付されたと連絡がありましたが、ネットのニュースでも全国の55,000件の歯科医院に一箱ずつ計275万枚が寄付されたという記事が載っていました。今のところ手元には届いていませんがとてもうれしいニュースです(3月25日に手元に届き、歯科医師連盟からというように書かれていますが)。どの医療関係業者に聞いても「マスクはナイナイ、ナイナイ」の大合唱でしたがなんと気前の良い会社でしょうか。これだけの在庫があればでいくらでも良い商売ができたでしょうに、トップの英断だと思われます。以前から歯愛メディカルとのお付き合いはありましたが、当院の法人名が「歯愛会」であるのも何かの縁ですので今後も優先的に材料の注文をしていきたいと思います。
プロフィール

kanahakihei

Author:kanahakihei
街の普通の歯科医院

カテゴリ
リンク
QRコード
QR