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夏休みの宿題

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入院加療した iMac も無事に退院し、アプリケーションやデータの移行も終了してやっと快適に使えるようになりました。もともとは院内で使用しているDentalXというシステムがMac OS 10.15に対応していないため、OS 10.14 が入っている売れ残りの新品 iMac27 をネットで探して購入したのがことの始まりでした。いくら1年前の商品でも未開封のものが起動後に動かなくなるというのはないでしょう?と思いましたが仕方ありません。デスクトップも快適に仕事に使えるようになりましたが、現在執筆中の書籍の件で出版社からは夏休み明けが締め切り日という厳しい宿題がでながら夏休みを迎えることになりました。コロナ禍ですが夏休み明けから息つく暇もなく診療を行っていて原稿に注力する時間もありません。それでも何とか締め切りに間に合わせるために直接会社に持参して期日までに夏休みの宿題を提出しました。せっかく作るのですから少しでも世の中の為になる良い本を作っていきたいと思います。

論文の反響とは

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昨年日本補綴歯科学会誌から依頼され論文を発表しましたが、さすがに歴史ある学会誌であるためか海外や国内から同じような内容での論文執筆依頼がメールで飛び込んできます。今まで色々なところに論文を発表してきましたがこのような反響は初めてです。ご確認いただければわかると思いますがたいした内容ではなく、開業歯科医の心構えのような話でとても学術的内容とは言えません。自己評価では商業誌で過去に発表した別の内容のもののほうがよっぽど良かったと思います。やはり掲載媒体となった日本補綴歯科学会誌の力だと思われますが現在締め切りをとっくに過ぎた書籍の執筆に全力で取り組んでいるのでお誘いはすべてお断りしています。

「X線写真クイズ」鷹岡竜一先生著

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  サブタイトルに「1枚のデンタルから何を読み取るか?」という臨床診断の根幹にかかわることばが記された著書が上辞されて1年になります。こういう本が多くの歯科医師に読まれるようにならなければ日本の歯科界の将来も明るくならないだろうと思い、自分の本だけでなくこの名著の売れ行きも気になるところです。そんな時に息子から、勤務している大学病院で本書を購入して読んでいる同期の医師がいたと聞いて本当にうれしくなりました。誰かに薦められたのか、書籍を手にとって面白いと感じて購入したのか、いずれにしろ素晴らしいことで頼もしい限りです。
 腰痛と足のしびれがひどくなり歩くのもきつくなってきたので15年ぶりに病院というところを受診し、腰部脊柱管狭窄症という立派な病名をいただきました。はじめに自宅近所の整形外科を受診しエックス線診断を受けましたが、そのエックス線があまりにも不鮮明でこんな画像で良質な医療は受けられないだろうとすぐに転院することにしました。次に受診した医院のエックス線は比べものにならないくらいきれいでその説明も良く理解できました。リハビリの内容もまったく異なり、かなり症状は改善してきてあとは自分の心がけ次第というところまできています。
 歯科医院でもろくなエックス線写真しか提示できないようなところでは良質な歯科医療は絶対に受けられないと自信をもって言い切れます。鷹岡先生クラスのエックス線はなかなか撮影できませんが当院でもエックス線の画像診断には力を入れており、鷹岡先生が通ってきた道と同じように自院の代々の勤務医のはじめの仕事はエックス線写真の整理となっています。若い先生方には是非手にとって斜め読みすることなくひとこと一言をしっかり理解して読み進めてもらいたいと思います。

「歯科医業」から「歯科医療」へ

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ゆっくり発表時間のあるプライベートなセミナーで話している内容を文章にまとめてみました。講演のときには患者さんとのいろいろなエピソードを交えておもしろおかしく話ができるのですがいざ文章におこしてみるとなかなか難しく、間違ったことを書いてはいけないと思い文献などを調べながら進めたのでかなり堅苦しい感じになりました。しかしその分伝えたいことを漏らさずしっかりとした内容になったと思います。歯科の進むべき道はいろいろとあると思いますが世の中から軽く見られるようになるのは自分が一生の仕事として選んだからには我慢ができません。毎日の臨床を「医療」にこだわって診療していくことが一番信頼を得られことになるだろうという思いを綴った内容です。最初に私の講演を聴いて原稿を依頼してくれ、当初6,000字の予定を大幅に超える12,000字の文章を掲載にまで漕ぎつけてくれた編集者の方には心から感謝です。

書店で目立った歯の本

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あまりにも大きな文字で「歯」と書いてあるのでつい目にとまりました。手にとってみると一般医科の先生が執筆された本で歯科界ではすでに名の知られた先生方の本でした。歯科医師が歯の大切さを説くのは当たり前ですが他科の先生がそれを一般向けの書籍で強調してくれることは本当に有り難いことです。我々もそのことをしっかり受け止めて治療に当たらなければなりません。認知症専門医の長谷川先生は「人生は口で始まり、歯で終わります」と書かれています。人生の最期をどこに設定するかは人それぞれですが自力で口から食べられなくなったときがその時と考えている人が多くなっているようです。

2冊ともベスト10入り

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今年出版した単著、共著がともにベスト10入りしました。なかでも歯科衛生士向けの単著が全体の9位に入ったのは驚きです。歯科衛生士の方だけでなく、ドクターの皆さんにも手にとっていただけた結果だと思います。これからも(依頼があればの話ですが)正しい情報をできるだけやさしく講演会や文章で伝えていければと思います。

完全攻略スーパーボンド

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クインテッセンス出版(株)より「完全攻略スーパーボンド」という書籍が出版されました。MTAとかコンポジットレジンとかの歯科材料の総称で書籍が出版されることはよくありますが1メーカーの一つの歯科材料を題材にした書籍が出版されることは極めて稀なことです。スーパーボンドは私が大学を卒業した年と同じ1982年に発売された歯科材料で全国すべての歯科医院に必ず置いてあり、歯科関係者であれば誰もが知っているという極めて珍しいお化けのような材料です。この書籍のなかでメッシュ板を用いたスーパーボンドによる動揺歯の固定について執筆しました。20年以上前に発表したときは何の反応もありませんでしたが、それらの症例が長期に渡って安定しているということを紹介していますので今回は少しは関心を持たれるかもしれません。

根面カリエス

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今日も何人もの患者さんの根面カリエスに対応しました。毎日毎日、根面カリエスの治療をしない日はありません。高齢になっても多くの歯が残っている患者さんが多くなり、唾液量の減少、甘味食品の摂取、ブラッシング力の低下などから根面カリエスを発症しています。有効な予防策は今のところなく、最近では切削充填する程でもない場合にはサホライドを塗布することが多くなっています。そのような取り組みを取り上げた記事をザ・クインテッセンス11月号に掲載しています。高齢者歯科の関係学会からは根面カリエスの予防に対するガイドラインは出ていませんの今のところどうしていいのかわかりませんが一つの策としてサホライド塗布は有効なようです。

拙著がついにトップに

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ときどき気になって見ていましたが、拙著が発売元出版社の販売冊数ランキングでトップに躍り出ました。すぐに落ちていくと思いますが一度でもトップを取ったということは喜ばしいことです。この勢いで明日からの国際歯科大会での講演も上手くできると良いのですが。

論文の執筆

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たまたまではありますが現在手元に2本の論文の校正原稿があります。大学の研究者でもあるまいし、街の一介の歯医者でこの事態は異常です。と言っても引き受けた自分が悪いのですが。講演会もいくつか控えていますがこの論文も含めそれぞれのテーマが違うので頭の中が混乱してしまいます。診療室では子どもの治療の横で入れ歯の治療や根管治療などとジャンルの違う治療を普通に行っていますが、いざ論文や講演の準備となるとさすがに同時進行は厳しいものがあります。論文執筆もすでに自分の為という時期は過ぎ、誰かの為になるのならと思って引き受けて書いています。講演も論文の依頼もそのうち来なくなるでしょうから、人のお役に立てるのも今が華と思って頑張らねばなりません。今年も残すところ3ヵ月ですが、こうして今年も終わっていきそうです。
プロフィール

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Author:kanahakihei
街の普通の歯科医院

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