FC2ブログ

歯科医療とは

6月3日にスタディーグループ救歯会で「患者の時間軸を見据えた歯科医療」という講演をさせていただきました。毎日の臨床で行っている診療が医療行為であることにこだわって仕事をしていますが、そのことを軸に講演の内容を組み立てました。救歯会の先生方は旧知の仲の先生も多いので普段歯科医師会などの講演会では話題にしない内容でしたが、どうやったら上手く伝わるか十分な準備をして講演に臨みました。我々は普通に「歯科医療」ということばを使っていますが他科が「医療」の冠につくことばはあまり目にしません。目にするのは「美容医療」「在宅医療」「再生医療」などのことばですが他科ではそれ自体が医療行為であるためわざわざ医療をつける必要がないのかも知れません。われわれが臨床で行う歯科診療の中には医療でない部分が多く含まれていますがそのことをわかって臨床に携わる歯科医師が増えていくことで歯科界への信頼度も高まっていくことと思います。 医歯薬出版の歯科界ニュースに当日の様子がアップされています。

平成最後の講演終了

20190414.jpg
ゴールデンウィーク前の講演は本日が最後でこれが平成最後の講演となりました。年明けから講演が続き、先月から今月にかけて6週続いた講演の最後で東京医科歯科大学の実習を中心にしたコースでした。これだけ講演の依頼があるということは私が毎日の臨床で行っている治療が評価されている結果なのかもしれませんがまだまだ自分自身では満足できるような診療ができているとは思っていません。ゴールデンウィーク明けも講演の予定がいくつか入っていますが令和の時代もこの世界で求められる臨床が行えるようにやり過ぎない程度に頑張っていきたいと思います。

保育園スタッフ研修会

20190228.jpg
川崎市の保育園スタッフ並びに園医の研修会がおこなわれました。講師は日本歯科医師会雑誌2019年2月号に論文を掲載されている西東京市開業の河井聡先生でした。河井先生は卒後当院に勤務されていた先生で開業後は子どもたちの歯列咬合の管理に力を入れて診療を行っています。今回は生後間もなくから永久歯の前歯が生えそろうまでの間に起こる異常とその対応についての話でしたが、特に舌小帯の異常や口腔習癖についての話は興味深く、保育園スタッフの方々も初めて聞く話ばかりではなかったでしょうか。舌小帯の話を症例写真を元に話をできる先生はいないので今後も色々な機会で発表していって欲しいと思います。

むし歯は減っていない!

201900218.jpg
ザ・クインテッセンス2月号にショッキングな記事を執筆されている相田先生のお話を聞く機会がありました。自分の講演では子どもたちのう蝕は減っていてこれからは歯列咬合に眼を向けなければならないと話をしていますが診療室に来院する患者さんの全体からみれば高齢者の根面う蝕は増え続けており毎日その対応に追われています。子どもたちも小学校を卒業する頃まではほぼ完璧にう蝕予防ができていますが中学に入ってからは隣接面カリエスを見逃さないように目を光らせています。う蝕は減っているというイメージを我々は持っていますが実際にはそうではないことを数多くのデータから示されています。是非ご一読されることをお勧めします。

初場所千秋楽の日

20190127.jpg
 2019年大相撲初場所千秋楽の日に国技館のある両国で私の4回コースのセミナーも最終日となりました。会場のビルから撮影した景色ですがスカイツリーがよく見え、周辺は相撲ファンの熱気がこの冬一番の寒さを吹き飛ばしていました。どうやって子どもたちを健全歯列に導いていくかを伝えていくセミナーですが、どの程度こちらの思いが伝わったかが毎回心配です。自分のいままでを振り返ってみると色々な先生の話を聴いてその所々を自分の臨床に活かして現在があるように思いますが、ある部分では完全にこれだと思った先生の真似をするところから始めてきたように思います。初場所では遅咲きの玉鷲が初優勝を飾りましたが、医者の遅咲きは患者さんに迷惑をかけるので先ずは素直に先人の形を真似をすることから始めるのが近道だと思います。しかしこれだと思わせるセミナーに私の話がなったかどうかが問題ですが。

鹿児島で講演

20181124.jpg 20181125.jpeg
鹿児島で「スーパーボンドの特性を活かす臨床での使い方」という講演をしてきました。桜島を背景に日の出をイメージしたタイトルバックを作成しましたが今朝のホテルの部屋から見た実際の日の出の風景とは少しだけ違っていました。鹿児島は大学時代に一度だけ訪れたことがありましたが約40年ぶりの訪問で地元で開業されている先輩とも再会することができ、とても楽しい講演旅行となりました。発表内容は2015年の日本歯科保存学会での発表を膨らませた形のものでしたが慣れないテーマでしたのでどこまで伝わったかとても心配です。12月15日にはスーパーボンドをテーマにした書籍が出版予定でその一部分を担当して執筆しています。どんな書籍に仕上がっているのか楽しみにしています。

口腔内写真撮影練習モデル

2018629.jpg
昨年度に1回限りと思って開催した臨床セミナーを今年もやることになってしまいました。第1回目は口腔内写真撮影の練習です。実際に人を使ってやるのが一番勉強になりますがモデルになっていただく方に申し訳ないので今年は撮影用練習モデルを3個用意しました。上下模型にシリコン製の口腔粘膜を取り付けられることがわかったのでホームセンターに行って取り付け金具を調達しテーブルに固定して使用することにしました。
長期にわたって一人の患者さんを診ていくのに口腔内写真を残しておくことは大切なことです。平凡な診療を毎日行っている私に講演の依頼がくるのも臨床の記録をマメに撮っているからで、それがなければ人前で何の話をしても面白くありません。口腔内写真があれば患者さんにもわかりやすく説明もできます。口を酸っぱくして口腔内写真の重要性を唱えても臨床に定着させてくれるのはセミナー受講者の半分にも満たないのが現状です。それにもめげず、今年は気兼ねなく撮影練習ができそうなので定着率アップを期待しています。

いつまでも口から食べられるように

2018520.jpg2018519.jpg
参加している川崎南部摂食嚥下・栄養研究会が主催する市民公開講座が開催され、定員を超える170名の参加者があり盛会に終わりました。月1回のペースで多職種のメンバーが集まり、最後まで口から食べられるにはどうしたらよいのか、どのように医療や介護の環境を整えていけばよいのかを話し合っています。超高齢社会において健康寿命を伸ばすことが重要課題となっており、歯科がどう関われば良いのか漠然として頭がもやもやしていました。今までいろいろなアプローチが行われてきましたが結局のところ要介護の状態になっても最期まで口から食べられることを誰もが望んでおり、医学的にも生命を維持していくためにそれが最も大切であることをどの職種も認めるようになってきました。そこを支えるために歯科は何ができるのか?という我々の役割もはっきりしてきました。

実習セミナー

20171218.jpg
2017年は柄にもなく少人数の実習セミナーを数回行いました。講演を聴かれた先生方からのリクエストに応えるものでしたが受講された先生方からはそれなりにご評価いただけているようです。昨年に引き続き東京医科歯科大学歯科同窓会から再びオファーをいただき開催することになりました。何回か行うことによりどんな感じでセミナーを進めていけば良いかがつかめてきました。受講料も実習機材費も高いのでそれに見合う内容のセミナーにしていきたいと思います。テーマは私の発案ではなく実行委員の先生方によるものです。

摂食嚥下リハビリの研究会

2017827.jpg
川崎地区が担当して神奈川摂食嚥下リハビリテーションの研究会が医院近くのラゾーナ川崎で行われました。この会で私は何の役にも立ってはいませんが多職種の方々との交流の中から多くのことを学んでいます。歯科はお口の中を扱う診療科ですが全身のなかでも極めて重要な部分を任されているということを再認識します。
プロフィール

kanahakihei

Author:kanahakihei
街の普通の歯科医院

カテゴリ
リンク
QRコード
QR