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有給いただきました

有給
Steve Jobs氏の死去から10日が経ちましたが未だにアップルのトップページは変わりません。この状況を見てもこれからのアップル社の行く末が案じられます。当ブログもいつまでもその写真では申し訳ないので無理矢理アップします。
今年も9月に恒例のウィンドサーフィン合宿に有給をいただいて行ってきました。成田から8時間程度のこの地ですがここは別世界でいつもと変わらぬ環境で私を迎えてくれます。彼の地では老若男女、きわめて普通にマリンスポーツが楽しまれ、腰が曲がり歩くこともままならぬ老人が海の上では颯爽としています。冬に日本のスキー場でお年寄りがそれぞれのスタイルでスキーを楽しむ姿にとても似ています。芝の上でセッティングしている周りでは英語や日本語の他にも聞き慣れない言語が聞こえてきて世界中から同じ目的でこの地を訪れていることがわかります。海上を走りながらお互い目が合うと自然に笑顔がこぼれます。この時期はトレードウィンドが安定して吹き、日本では年間に数回しか体験できないようなコンディションが毎日続きます。このハードコンディションを十分楽しめるだけの体力作りが必要になるのでしばらくは摂生につとめますが帰国すると目標がなくなり一気にテンションが下がります。そのため早速来年のカレンダーとにらめっこになります。

沖縄壺屋やちむん通り

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 ゴールデンウィーク中の沖縄は梅雨入りしたかと思われるような曇り空に時折小雨も混じりあまり良い天気ではありませんでした。おまけに全くの無風状態で楽しみにしていた海の遊びはできませんでした。
その分時間がたっぷりあったので読書をしたり、壺屋やちむん通りを散策したりしてのんびりしてきました。壺屋やちむん通りは昔から陶窯があった場所で今でも琉球石灰岩が敷き詰められ、陶芸工房や直売店、ギャラリーが20件ほど軒を連ねています。ここで写真のシーサーと宮城須美子作のマカイ(椀)やケーウチ(皿)を手に入れてきました。
シーサーにはこの写真のような頭部のみのチブルシーサーと一般的によく知られている左右対の立ちシーサーがありますがチブルシーサーでは手足の動きなしに躍動感や力強さを伝えなければならないので陶工の高い技術が必要になります。最初に入った店で目に止まったものがこれでした。沖縄陶芸では人間国宝の金城次郎さんが有名ですがその長女の宮城須美子さんの陶器の裏には「須」の字が彫り込んであります。次郎さんのものはなかなか手が出ませんが、これも何かの縁と思い須美子さんのもを色々と買ってきました。

太陽の塔

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 今年の臨床歯科を語る会で大阪大学の村上伸也教授に歯周組織再生のお話をしていただくことになり実行委員の先生方と打ち合わせに行ってきました。
サイトカインFGF-2を用いた再生療法を開発された先生ですのでどちらかというと研究者肌の強い先生というイメージを持っていましたが、こちらが提示した症例写真やレントゲン写真について的確なコメントを出され、とても臨床にも精通されていて今年の講演がとても楽しみになりました。せっかく大阪まで来たのでどこか見て帰ろうということになり、大阪大学のすぐ近くにある万博公園内にある岡本太郎作「太陽の塔」を見てきました。
大阪万博当時、私は中学1年でその年の3年生の修学旅行が大阪万博だったことを覚えています。その時のシンボルがこの塔ですが何度か岡本太郎氏のドキュメント番組で太陽の塔制作時のエピソードを見て、岡本太郎氏の想像力、製作に対する情熱、この塔の持つ力強さに感動していました。実際にその塔を初めて目の前に見て何とも言えぬ最近には無い感動を覚えました。あまりの私のはしゃぎように同行したK谷先生とM生先生はあきれていましたが私の心のどこかが刺激されてしまい、ドキドキするようなこんなに素晴らしい、人間が作った芸術を久しぶりに見ました。

韓国院内旅行

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 もう先月の話ですが院内旅行で韓国に行ってきました。ここ数年韓国通いが続いていますが近くて異文化体験ができ、食べ物もとてもおいしいので気に入っています。昨年の忘年会でスタッフ達がどこかに連れて行け、連れて行けとうるさいので韓国だったら連れていってやると酔った勢いで言ってしまって実現した旅行です。
すべて自由行動でしたが食事の時だけ集合してみんなで韓国料理を楽しんできました。今回私は博物館や美術館などを集中して周り韓国文化や歴史に触れてきました。移動には地下鉄を利用しましたが脱北者と見られたか、北のテロリストと間違えられたかは知りませんが地下鉄のある駅でポリスに腕を引っ張られて職質を受けてしまいました。海外旅行時、いつもなら持って歩かないパスポートをこの時はなぜか持っていてジャパニーズ、ジャパニーズと言い、パスポートを見せて解放してもらいました。南北朝鮮戦争は未だ終戦を迎えておらず休戦中の状況の中、日本の警察とは違うとても威圧感のある恐ろしい体験でした。スタッフ達は買い物や食べ歩きでとても充実した旅行だったようです。この旅行から戻って、3月31日付けでで4年間勤めてもらった尼ヶ崎先生が退職し、郷里に戻って開業の準備にはいりました。長い間ご苦労様でした。

夏の終わりに

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 思いっきり暑かった夏ももう終わりで明日から9月です。夏は暑く、冬は寒く何だか日本人の気質とは違うはっきりした気候に日本も変わってきました。いろいろな場所を旅するとその土地の自然や気候が人々の気質に影響しているように感じます。これぐらい暑くなると日本人の気質も少し変わるのかなと思ってしまいます。よってたかってひとりの人をみんなでいじめるような日本の最近の風潮にはうんざりします。やっていいことと悪いことは当然ありますが、チョットぐらい言い過ぎたり、言い間違えたり、サボったりしたっていいじゃありませんか。自分だって少しくらいそういうところもあるでショ、と言いたくなります。責任のある立場にいるのだからと言われたって同じ人間です、もっと気楽にいきたいものです。
 年明けから多忙パターンにはまってしまい、特に6月、7月は診療室も対外活動も大忙しとなり休日のない気の抜けない日々が続いていました。そうなると楽しみは夏休みだけ、大好きなハワイで思いっきり遊んでリフレッシュしてきました。ここはオアフ島のカイルアビーチ、マウイとは違ってあまりいい風は吹いていませんがなんとかプレーニングできました。ここでこんなことをやっていれば人にも優しくできます。

韓国歯科事情

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 昨年から韓国に数回行く機会があり、今回はスタディーグループの先生方と韓国歯科医院見学に行ってきました。
 最近の韓流ブームで韓国スターの歯がきれいであることを気づいている人は多いと思いますが、韓国の歯科医療レベルは日本より上です。自分の医院のレベルが韓国より劣っているとは思いませんが全体の歯科医院レベルでは完全に負けです。日本では保険制度にしばられてしまい歯科医のモチベーションもモラルも下がってしまっています。韓国では被せる歯はすべて自費で、最低30,000円もかかってしまうので国民も歯の予防には非常に熱心ですし、技術のある歯科医はより丁寧に精度の高い物を見合った金額で入れることが出来ます。ちょっと歯を悪くしたら3万円は結構きついでしょう。日本ではその10分の1の3,000円で歯が入るので国民が歯を大切にしない、どんな歯医者が作っても全国一律料金なのでコストダウンで精度の低い歯を作って入れてしまう歯医者がいるという悪循環です。こんな環境の日本でも赤字部分を自腹で補いながら精度の高い歯を入れている歯科医が少なからずいることを国民は知っているのでしょうか?チョット、カルチャーショックを受けてきました。

あばら骨

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 サンディエゴの帰りにマウイで途中下車してウィンドをやってきました。ロサンゼルスからの直行便で5時間飛ぶとマウイに着きます。アメリカ本土からハワイに渡ったのは今回が初めてですがどう見ても機内に日本人は私一人、ハワイがアメリカの一つの州であることを改めて実感しました。それでもサンディエゴ、メキシコと異文化に触れた後だったのでなぜかマウイに着いてホッとした感じがしたのは不思議な感覚でした。
数日間の滞在でしたが毎日ドン吹きでクタクタになるまで遊ぶことができました。3.7�のセイルで今まで経験したことのない滞空時間のジャンプの後、左脇腹に激痛が走りました。どうやらあばら骨をやってしまったようです。帰国後1週間過ぎても痛みが引かず多少生活に支障をきたしています。特に寝ているときが問題で、あるポジションで寝ていれば何でも無いのですが左に寝返りを打とうとすると激痛が走りびっくりして起きてしまいます。大きな咳もできず当分安静が必要なようです。

メキシコ国境

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9月16日から1週間アメリカ歯周病学会出席のためアメリカのサンディエゴに行ってきました。サンディエゴはカリフォルニア州の南にありメキシコとの国境に接しています。スケジュールの空いた時間にメキシコまで行ってみました。サンディエゴの市内から路面電車に乗って40分で国境のSan Ysidro駅につきます。
ここから歩いてメキシコに渡るわけですが人の流れについてビルの中の迷路を歩いていくと遊園地や動物園の出口のような回転ドアが出てきました。この先がメキシコのようです。以前車でシアトルからカナダ国境を渡ったことがありますがこの時はパスポートのチェックや入国のスタンプなども押されたのでそれに比べて何とも簡単な入国なので帰ってこれるか心配になりました。メキシコに入った瞬間そこは別世界、ハイテンションのメキシコ人達がスペイン語で大声でしゃべりまくっています。町の景色も色合いもアメリカとは全く違いこりゃァ面白そうだとタクシーを拾ってティファナという町まで行って散策してきました。
帰りのアメリカ国境はさすがに行きのようには簡単に行かず入国審査が厳しく土曜日の午前中ということもありアメリカに入国するメキシコ人に混ざって1時間以上並んでやっとアメリカに帰ってくることができました。わずか2時間ばかりのメキシコ滞在でしたが大変楽しい経験でした。

韓国パワー

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 ユニット前に設置していた5色のiMacがそろそろ寿命になってきました。すでにストロベリー機は昨年没となり、先日タンジェリン機も没となりました。あのカラフルな色が気に入っていたのですがハードウェアの進歩によりブラウン管画面と液晶画面の差は歴然となりデザインより機能を重視せざる負えません。もうパソコン無しでの診療は成り立たなくなっているので、さっそく代替機としてMac miniを購入してきました。大きさは今までの数分の一、機能は数十倍、価格は17inchモニターなどを含めても10万円以内です。今まで購入したパソコンの中で最も安価なものとなりました。しかし最近のパソコンはみんな真っ白で面白くありません。いつかまたあのカラフルなデザインのものが出ることを楽しみにしています。ウィンドサーフィンの世界でもボードの軽さと強度を追求するばかりに真っ白なボードばかりが流行った時期があります。もっと楽しくやろうよと思っていたら今ではまた個性的でカラフルなデザインのものに変わってきています。Macもそろそろ便器色は止めようよと提案したいです。
しかし画像はきれいで動きも機敏、とても快適です。

The Road of Maui

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趣味は何ですか?の質問にウィンドサーフィンと答えるようになって20年になります。しかし、もうそろそろそう答えるのも恥ずかしい年齢になってきました。以前はディンギーヨットをやっていましたが風が強いハードなコンディションでヨットが出艇できない海をカッ飛ぶウィンドサーフィンを見て、自分のやるのはこっちの方だと始めたのがきっかけです。その時々でのめり込み方には差がありましたが、ここ最近体力の低下から今のうちにどうしてももう少し上手くなっておきたくなり海に通う回数が増えていました。ウィンドサーフィンをやる者にとってその聖地がマウイであることは誰しもが認めるところであり、ここでウィンドサーフィンを自分の思いのままに操ることが夢となります。以前にも一度トライしたことがありますがあまり思うように行かず、体力が残っている今のうちにもう一度リターンマッチをしなければというつもりでこの連休に出かけてきました。
この時期波はまだ入ってきていませんでしたが風速は毎日10メートル以上のトレードウィンドで安定し、セイルサイズは4.1~4.7のコンディションで5日間バッチリやってきました。手はまめだらけ身体もボロボロになりましたが今回は強敵の波があまり無かったこともあって大満足でマウイの海に決着をつけることができました。よく映像に使われるジャンプしたり波に乗ったりするウィンドサーフィンはホキーパビーチというところで行われるのですが、今回そこは波も風もなくここでのセイリングは次の目標として残してきました。 帰りにオアフに寄って当医院HPのアドレスにもなっているハワイカイの町にも行ってきました。

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Author:kanahakihei
街の普通の歯科医院

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