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あんこう鍋

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 魚市場に勤務されている患者さんがアンコウを届けてくれました。アンコウの吊し切りは有名ですがもう何年も前に金子先生の別荘で一度見たことがあるだけでどうしていいのかわかりません。さっそく金子先生に連絡しその解体法を教えて頂きました。当時の写真をメールで送って頂き見よう見まねで解体作業の開始です。調理人は尼ヶ崎先生、包丁の研ぎ作業から始まりました。天井からナイロン紐で吊し作戦を練り、まずは皮剥ぎからです。これがやってみると意外と簡単で、遊離歯肉移植術で口蓋粘膜を剥いでくる感じというかパーシャルシックネスの剥離をおこなう感覚というか、とにかく歯周外科手術に比べれば訳がない作業でした。ここで要領をつかんだ尼ヶ崎先生の解体作業は順調に進み無事鍋にありつくことができました。やはりアン肝の味は格別でこんなにおいしいアン肝は初めて食べました。参加したスタッフはアンコウを届けてくれた患者さんに感謝感謝の気持ちで一杯で、こういう患者さんに須貝歯科医院は支えられているのだという訳のわからない私の講釈も入り楽しい鍋パーティーも終わりました。翌日の朝の診療室は妙な臭いで充満していました。
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Author:kanahakihei
街の普通の歯科医院

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