「口腔看護」

きょうは午後から診療室を抜け出して神奈川摂食・嚥下リハビリテーション研究会の発表会に出席してきました。医院が担当している特別養護老人ホームのスタッフが発表するのでそれを聴くのが目的です。新たにできた施設での取り組みとジレンマがよく表現されていました。その他にも何題かの発表がありましたがその中で私の医院が協力医になっている急性期病院の摂食嚥下障害看護認定看護師さんからの発表の中で「口腔看護」ということばがキーワードになっていました。聞き慣れないことばでしたが看護領域では当たり前に使われていることばのようです。私たちが国民の口腔領域を担当しているものと勝手に思っていましたが医院に来院できなくなった患者さんの口腔領域は看護師さんたちが必死で守っているのだと気付かされ、我々の至らなさを痛感した次第です。