30代の口腔内が明らかに改善してきている
開院して27年が経ち、当時子どもだった患者さんも30代になっています。そのような患者さんでは当たり前のことですが最近初診来院する30代の患者さんでも欠損や無髄歯はほとんどなくなりました。レベルの違いこそあれ、多くの歯科医院が予防歯科を取り入れ今の30代前半の国民はその恩恵を受けて明らかにその上の年代と口腔内の状態に差が出てきています。このままこの方達が歳を重ねていっても歯を失う可能性は低いと思われます。これからは歯が抜けるほど口腔内を悪くする人は余程の方でとても特殊な患者さんということになりそうです。そのような患者さんがインプラント治療を受ける可能性は低く、現状でもメーカーからのインプラント出荷数も少なくなり講習会にも人が集まらなくなっているそうで、インプラントの需要は今後も減っていきそうです。