「歯科医業」から「歯科医療」へ


ゆっくり発表時間のあるプライベートなセミナーで話している内容を文章にまとめてみました。講演のときには患者さんとのいろいろなエピソードを交えておもしろおかしく話ができるのですがいざ文章におこしてみるとなかなか難しく、間違ったことを書いてはいけないと思い文献などを調べながら進めたのでかなり堅苦しい感じになりました。しかしその分伝えたいことを漏らさずしっかりとした内容になったと思います。歯科の進むべき道はいろいろとあると思いますが世の中から軽く見られるようになるのは自分が一生の仕事として選んだからには我慢ができません。毎日の臨床を「医療」にこだわって診療していくことが一番信頼を得られことになるだろうという思いを綴った内容です。最初に私の講演を聴いて原稿を依頼してくれ、当初6,000字の予定を大幅に超える12,000字の文章を掲載にまで漕ぎつけてくれた編集者の方には心から感謝です。