元気が出る人形展
特養の診療から得られたもの
When I'm sixty four

1967年にリリースされたThe Beatles の Sgt. Pepper's Lonely Harts Club Band というアルバムですが、その頃私はまだ10 歳だったので、実際に手に入れて聴いたのは中学生になってからのことです。当時はかなり斬新なアルバムでその世界観はほとんど理解できませんでしたがその中のWhen I'm sixty four という曲は英語がわかりやすかったこともあり記憶に残っていました。そして先日ついに自分もその年齢になりました。当時まだまだ若かったメンバーがどういうイメージをもってこの年齢を選び曲を作ったのか知をりたいところですが、この年齢になってあらためて聴いてみると曲の内容には納得です。
歯周病の分類

アメリカ歯周病学会、ヨーロッパ歯周病連盟より公表されている歯周病の分類に対して日本歯周病学会からだされている対応表です。歯周病をグレードとステージに分けるという考え方ですがこれはまさしく同じスタディーグループ火曜会で活動してきた千葉先生が以前から提唱してきた分類そのままです。千葉先生は歯周病患者を捉えるときにを罹患度、進行性、回復力で考えると20年前から言ってきました。とてもわかりやすい考え方ですので火曜会の若手もその考えに沿って治療を組み立てていますがやっと時代が追いついてきたということでしょうか。いままでも知っている人は知っているが知らない人は知らないという考え方でしたがアメリカやヨーロッパの人が言うと一斉にそちらになびくという日本人の情けなさです。さすがは会を代表する千葉先生です。
受付周りのデジタル化

国の方針でマイナンバーカードと健康保険証の紐付けが進められることになり、医療機関にはその読み取り機の設置が推奨されています。当院でも先月からマイナバーカードが保険証代わりになる読み取り機を設置しました。まだ使用率はかなり低いですが、保険資格の有無や保険証番号などが間違いなく読み取れるので大変便利になりました。またスマホが診察券の代わりになるシステムも導入しました。これで診察券を持ち歩かなくても済むようになり、家族全員の診察券が1台のスマホに入るので複数名のお子さんを連れて来院されるご家族にもそれぞれの予約時間をスマホで確認できるので大変便利になりました。年明けにはキャッシュレスで支払いができるようにしていく予定でいます。
2022年度のセミナー
スポーツジムで歯のホワイトニング
火曜会65周年記念講演会が無事に終わりました

コロナ禍で開催できるかどうか心配していた65周年記念講演会を無事に開催することができました。万が一にそなえて最近の講演会の標準型となったハイブリッド形式で開催され、500名近い方が聴講してくれ成功裡に終わりました。我々より若い世代が中心になって企画から開催までの段取りを行ってくれて、私は言われるままに講演しただけでしたが歯科医師人生の大半を過ごした火曜会での発表でしたので一区切りとして一生懸命発表したつもりです。色々なことがウェブ上で行われるようになりましたが若手の先生方はそれを見事に使いこなしてさすがの一言でした。世代交代が行われたのなかで一つのイベントが終わり、このあたりで会の歴史も次のステージに進んでいくのを実感した一刻でした。
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火曜会65周年記念講演会

11月13、14日で所属するスタディーグループ火曜会の65周年記念講演会が開催されます。昨年に開催予定でしたがコロナの影響で今年に延期されました。第5波も終息してリアル開催が可能となりましたが、まだまだ安心はできないのでハイブリッドで行われることになりました。実際には今年で66周年で、私が火曜会に入会して33年ですのでその倍の長期にわたって会が続いているのは驚きです。開業医の研究会としていままでの先輩方が歯科界に多くの功績を残されています。「予知性のある」「永続性のある」「最小の侵襲で」などといったことばが冠に付く治療法は多くありますが火曜会では経過観察のスパンが違うのでそのあたりに注目して過不足のない治療とは何なのかを見ていただければと思います。