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論文の反響とは

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昨年日本補綴歯科学会誌から依頼され論文を発表しましたが、さすがに歴史ある学会誌であるためか海外や国内から同じような内容での論文執筆依頼がメールで飛び込んできます。今まで色々なところに論文を発表してきましたがこのような反響は初めてです。ご確認いただければわかると思いますがたいした内容ではなく、開業歯科医の心構えのような話でとても学術的内容とは言えません。自己評価では商業誌で過去に発表した別の内容のもののほうがよっぽど良かったと思います。やはり掲載媒体となった日本補綴歯科学会誌の力だと思われますが現在締め切りをとっくに過ぎた書籍の執筆に全力で取り組んでいるのでお誘いはすべてお断りしています。

超音波スケーラー

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現在活躍中の超音波スケーラーです。このほかにも外科用のピエゾもありすべてナカニシのバリオスで揃えています。以前はEMS社製のものも使用していましたが故障が多いので国産で一番信用ができるメーカーのものに自然と替わっていきました。EMS社製を取り扱っていた日本のディーラーも今年になってから取り扱いを終了しているので理由はわかりませんが私の選択も間違っていないようです。パウダーにより歯面清掃ができるコンビプロの導入の際にはエアーの取口を各ユニットに設置しなければならないという課題がありましたが、その工事もDIYで行って使用できるようにしました。コロナで自粛していたメインテナンスの患者さんも多く来院するようになってきて毎日大活躍してくれています。

フェイスシールド各種

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 現在診療室にあるフェイスシールド各種です。左から自作のもの、メガネの鯖江製、台湾高雄市医師会からの寄付品、県歯科医師会配布品です。何と言っても存在感のあるのは台湾からいただいたものでヘッドバンドも頑丈で作りが違います。しかしこれではあまりに仰々しくて折角いただきましたが診療では使えません。鯖江製の物が一番簡易的ですが安定が悪いので診療には使用できません。しかし学校検診の時にはヘッドランプも付けることができ子どもたちに威圧感を与えることもなかったので重宝しました。県歯科医師会からの配布品は使用しやすいですがこれを一つだけ戴いてもどうにもなりません。やはり診療室で活躍しているのは自作の物ということになり、私がスタッフ全員分を作ったということでも患者さんからの評判が良いようです。
 首都圏のコロナ感染者も再び増加に転じてきていますが診療室の予約状況は平時に戻っています。国もこれ以上の規制はいまのところやらないようですし、感染している方がいつ来院してもおかしくない環境になってきていますが出来る限りの対策をするしかありません。

歯科用金属の高騰

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 歯に被せたり詰めたりする金属の値段が高騰しています。健康保険で使用している金属には厚生労働省がきめた規格があり、金12%、パラジウム20%、銀52%、銅15%が含まれています。しかし金もパラジウムも相場で値動きがあり最近の相場の高騰で保険点数も上昇しています。一本の奥歯に被せる冠の値段はこの3ヵ月で17%も上昇し、この2年で5割弱も上昇してしまいました。それも金属冠だけの価格でこの他に歯を削って歯型を採る費用や歯に接着する費用などがかかり保険診療といっても3割負担の方では高額な支払いになってしまいます。先月のある歯科技工所からの請求書では金属代が技工料金の2倍になっていました。技工所はその分金属をストックしておかなければならないので大変なことになっています。患者さんの支払い額は増えていますが歯科医院も歯科技工所もその分を金属屋さんに多く支払っているだけのことになります。国としては金属を使わないように硬質プラスチックの冠を奥歯にも使用できるようにして対策をとっています。患者さんは銀歯でなく白い歯になるので一時的には喜んでくれますが、すぐに削れたたり外れたりで基本的な咬む機能が維持できないので美容を優先する方ならまだしも医療としてはとても勧められません。何と言っても自分の歯が一番です、金属の歯にならないように自分の歯を大切にして下さい。

舌の話

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 今回の掲示板は「舌の話」です。口の中にある舌には沢山の働きがありますが、舌の専門家は誰でしょうか。舌の病気については歯科医と耳鼻科医で、舌の機能に関してはは言語聴覚士と歯科衛生士です。堀ちえみさんが舌癌になったのを公表されてから自分もそうではないかと心配する患者さんが一時期多くなりましたがほとんどの方は口内炎程度で済んでいるようです。
 健康な方で注意が必要なのは舌の機能のことで誰に習うこともなくほとんど人が自然に身につけてきたことなのでいざ間違っていると言われてもピンと来ない方が多いのではないでしょうか。言語聴覚士の数は少なく一般の方では滅多にお目にかかることはできないので舌のことについて身近に相談できるのは歯科衛生士ということになります。当院の歯科衛生士はみんなで舌のことをよく勉強して高齢者の口腔機能低下、子どもたちの異常嚥下癖など舌にかかわる問題に積極的に対応しています。それでも自然に身につけてきた機能なので訓練してもその習慣を変えることは並大抵ではありません。毎日自分で気をつけて地道に訓練していくことが大切です。

歯の切削器具

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 新型コロナウイルス感染予防にあらゆる業界が対策を講じていますが医療機関での感染予防は基本的なことです。歯科医院には切削器具を十分揃えることが求められていますがタービン、コントラ、5倍速、ストレート、エアスケーラー、超音波スケーラーなどすべての機器を数多く準備するのは容易なことではありません。当院でも以前から必死の思いで器材の数を揃えてきて、現在の所有数はすでに200本を優に超えています。ユニットがヨシダ社製なのでタービン、エアスケーラーはヨシダ社製で揃えるしかありませんが他の互換性のあるものは別のメーカーのものを積極的に導入しています。すぐに壊れてしまっては使い物になりませんが写真のメーカーのものは性能も耐久性も優れておりコストパフォーマンスも良好で、十分な数を揃えるのにかなり貢献してくれました。ここに至るまでには数日で壊れてしまった粗悪品もあったりで高い授業料を払いましたが今のところこれ以上の本数は必要なく購入しないでも良さそうです。感染予防対策は医療機関の基本で、それを第一に考えなくてはなりません。昔は独製のものが一番と思い使っていたこともありましたが滅菌していなければ自己満足以外の何ものでもありません。感染予防対策にやり過ぎということはないので今後も安心して治療を受けていただけるように医院全体で取り組んでいきたいと思います。

すべてのチェアーでCTが見られるように

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 新しいCTに入れ替えて9ヵ月が過ぎ、ほとんどの機能が使いこなせるようになってきました。今回の入れ替えは先代のフィンランド製の高級CTが日本の高温多湿のせいでで壊れたことがきっかけですが、こちらの方が使い勝手が良いので撮影機会が圧倒的に増えました。パノラマ写真はDentalXにすぐに飛ばせるので各チェアーで見ることができていましたがCTが見られるチェアーは2台に限られていました。CT撮影の機会も増えたので何とかならないかとメーカーの方にお願いしてみました。今回のCTメーカーはこれが本業ですので他のメーカーにあるような担当部署から上にお伺いを立ててからの対応とは断然スピードが違います。お願いしてから3日後には診療台8台のすべてでCTが見られるようになりました。営業活動を行わないでも国内シェア−1位の実力というところでしょうか。どうしても海外メーカーの製品でないとと、何倍もの価格でCTを購入される先生には別のこだわりがあってのことだと思われます。今回のCT入れ替えのもう一つの理由になったのはCTデータからセファロ画像が構築できるということでした。これで講演会の時によく聞かれる「セファロは撮影されないのですか」というお決まりの質問にも自信を持って答えられるようになります。

「X線写真クイズ」鷹岡竜一先生著

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  サブタイトルに「1枚のデンタルから何を読み取るか?」という臨床診断の根幹にかかわることばが記された著書が上辞されて1年になります。こういう本が多くの歯科医師に読まれるようにならなければ日本の歯科界の将来も明るくならないだろうと思い、自分の本だけでなくこの名著の売れ行きも気になるところです。そんな時に息子から、勤務している大学病院で本書を購入して読んでいる同期の医師がいたと聞いて本当にうれしくなりました。誰かに薦められたのか、書籍を手にとって面白いと感じて購入したのか、いずれにしろ素晴らしいことで頼もしい限りです。
 腰痛と足のしびれがひどくなり歩くのもきつくなってきたので15年ぶりに病院というところを受診し、腰部脊柱管狭窄症という立派な病名をいただきました。はじめに自宅近所の整形外科を受診しエックス線診断を受けましたが、そのエックス線があまりにも不鮮明でこんな画像で良質な医療は受けられないだろうとすぐに転院することにしました。次に受診した医院のエックス線は比べものにならないくらいきれいでその説明も良く理解できました。リハビリの内容もまったく異なり、かなり症状は改善してきてあとは自分の心がけ次第というところまできています。
 歯科医院でもろくなエックス線写真しか提示できないようなところでは良質な歯科医療は絶対に受けられないと自信をもって言い切れます。鷹岡先生クラスのエックス線はなかなか撮影できませんが当院でもエックス線の画像診断には力を入れており、鷹岡先生が通ってきた道と同じように自院の代々の勤務医のはじめの仕事はエックス線写真の整理となっています。若い先生方には是非手にとって斜め読みすることなくひとこと一言をしっかり理解して読み進めてもらいたいと思います。

訪問診療用の研磨レーズ

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 在宅での歯科診療の柱は口腔ケアと義歯治療です。診療室でも義歯治療をおこなう時間は多くあり、最後はレーズをかけて滑らかな面に仕上げてから治療を終わるようにしています。義歯の表面をきれいに仕上げることは義歯治療を進める上でとても大切な工程です。しかし在宅診療にレーズを持っていくことはできないのでせっかく義歯の修理などを行ってもきれいに研磨してあげることができずとても残念な思いをしていました。そこで工具のインパクトドライバーに診療室でレーズに使用しているPVAデントポリッシャーを装着して使用してみました。通常の電動ドリルでは回転数が不足しますがインパクトドライバーであれば研磨に使用する回転数は十分に得られます。これで在宅診療でも義歯をきれいに仕上げることができるようになりフラストレーションがなくなります。

網戸の設置

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写真では良くわかりませんが休診の日に網戸の設置工事を行いました。緊急事態宣言も解除されましたがウイルスがいなくなったわけではなく治療薬やワクチンができなければ安心することはできません。換気をすることが飛沫を滞留させないのに一番効果があることがわかっていますが、診療室のあるテナントビルがそのような仕様になっていないので網戸のない突き出し窓を開けるとこの季節、蚊やハエが入ってきて困っていました。開閉用の太いケーブルが付いているのでどのようにそれを避けるのかが問題で今回はマジックテープを多用して中央にケーブルの通る穴をあけて製作してみました。全部で9枚の窓に装着したので大変な作業になりました。機能的には十分な出来ですが仕上がりが今ひとつ美しくなく満足できませんのでもう一度設計し直してみたいと思います。
今年の手帳に予定を書き入れていた時、5月、6月は毎週末にセミナーが予定され休みのない大変な2ヵ月になるなと思っていました。特に今日の木曜日は学校健診の日になっていましたがそれも無くなりまったく違う何にもない2ヵ月です。コロナさえなければこんな何も予定のない毎日もとても充実して心地よいものです。
プロフィール

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Author:kanahakihei
街の普通の歯科医院

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